独立後に利用可能な福利厚生サービスの選び方

フリーランスが利用できる福利厚生サービスは、それぞれサービス内容や料金形態、また補償やプランの内容が異なります。どのように選べばよいのでしょうか?選び方としては、まずは料金に注目します。というのも、完全に無料で加入できる福利厚生サービスは少なく、ほとんどの場合に加入料金がかかります。会社員のようにサービス提供側がいくらかを負担してくれるということはなく、全額がフリーランスの自己負担となってしまいます。そのため、毎月どのぐらいかかるのか、加入の際に必要となる入会金はどのぐらいなのかと言う点は、必ずチェックした上でどこに加入するかを決めましょう。

また、サービス内容で選ぶと良いです。どんなサービスやプランが提供されているかは、福利厚生サービスごとに異なります。フリーランスと言っても職種や仕事内容は多種多様で、欲しいなと感じる福利厚生にも差はあるでしょう。たとえば、建築や土木など体を使った仕事をフリーランスでしている人なら、万が一のケガに供えて補償が欲しいかもしれませんし、ケガをしている時の収入を補償してくれるサービスがあると便利です。一方でエンジニアなどは、情報漏洩などによる損害賠償問題が起こった時に、手厚く補償してくれるプランを選ぶのが得策でしょう。

そのほか注目したいのが、使いやすさです。フリーランスはいつどんな案件を抱えてライフスタイルが変わるか分かりません。クラウドソーシングで案件を受注している人でも、利用するクラウドソーシングサイトが変わる可能性もあるでしょう。そのため、できるだけ加入しやすくて解約しやすい福利厚生サービスの方が、使い勝手は良くなります。このように、独立後の福利厚生サービスへの加入については、さまざまな点を考慮し、自分に適したものを選択するようにしましょう。